第8回WS3日目 in 置戸町
- Yoshiharu Seo
- 7月4日
- 読了時間: 2分
大地再生の旅第8回ワークショップの3日目は置戸町の廣中さんからスタート。まずはカバークロップの種類別で育てられた菜園での説明から。見慣れていないカバークロップも多いので、それぞれの種類を視覚的に記憶しておくためにも、とてもありがたい解説でした。

次は、メンバー内でも大注目のカバークロップ後の不耕起大豆の畑に移動。不耕起と耕起の比較試験のメリット、デメリットの話では、春先の大雨による土壌流亡に対しては、やはり不耕起にメリットがあったということです。雨粒の跳ね上げと、土の流亡を抑えてくれました。

この時点では、生育上の大きな差異は認められませんでしたが、不耕起の方に活力と感じました。
最近の北海道では、雪解け水による土壌流亡だけでなく、5月以降に100ミリを超える集中豪雨が定番化しています。不耕起のメリットが実証されていくことは、これからの地域の農業にとって非常に重要な取り組みになります。また干ばつも続くので、保水性にとっても大切です。

農家が実践し、実証し、共有していくというスタイルが大地再生の旅の学び方です。関心のある方は、ぜひ一緒に活動していきましょう。